摂氏
当初は水の凝固点(その後氷の融点)で定義さていたセルシウス度は、今では正式にケルビン度に関連して定義される派生尺度である。
現在、摂氏0度(0°C)は273.15ケルビン度(K)と定義されている。1 Kと1 °Cの温度差は同等で、各温度計のメモリの幅は同じである。 これは以前水の沸点と定義されていた100°Cが、現在は373.15 Kと定義されることを意味する。
摂氏温度の尺度は、比率システムではなく、インターバルシステムで、それは絶対的ではなく、相対的な尺度に従うことを意味する。20°Cと30°Cの間の温度間隔が30°Cと40°Cと同様だが、40°C が20°C の倍の空気熱エネルギーを持たないことから理解できる。
1°C(摂氏) の温度差は、1.8°F(華氏)の温度差に相当する。
華氏
華氏は、熱力学的温度の尺度である。水の凝固点が華氏32度(°F)、沸点は(標準大気圧で)華氏212度である。水の沸点と凝固点が正確に180度離れていることになる。 したがって、華氏温度計の1度は、水の凝固点と沸点の間隔の1/180である。絶対零度は、華氏-459.67度と定義されている。
1°Fの温度差は0.556°Cの温度差と同等である。
ケルビン
セルシウス度の定義に基づいた実験により、絶対零度は-273.15ºCであること証明されている。